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- 伊豆高原で巡りたい4つの絶景スポット
- 大室山・城ヶ崎海岸・一碧湖・小室山の見どころ
- 季節と時間帯による景色の楽しみ方
- 車で巡る1泊2日モデルコース
- お宿うち山を絶景巡りの拠点にするメリット
静岡県伊東市の伊豆高原には、火山が形づくった山と海岸、木々を映す湖、相模灘を見渡す高台が集まっています。
大室山から城ヶ崎海岸へ目を向けると、山の噴火と海岸の溶岩地形が一つの物語としてつながります。一碧湖と小室山を加えれば、山、海、湖を異なる高さと距離から眺める旅になります。
この記事では車での移動を前提に、伊豆高原周辺の絶景4か所と、大室山麓のお宿うち山に泊まる1泊2日の巡り方を紹介します。
伊豆高原はどんな場所?火山が生んだ山・海岸・湖の景観
伊豆高原を代表する大室山は、山頂に噴火口跡を持つ草山です。約4,000年前に大室山から流れ出した溶岩は海へ達し、城ヶ崎海岸の入り組んだ海岸地形をつくりました。
一方、一碧湖は約10万年前の噴火でできた火口湖です。小室山の山頂からは海や周囲の山並みを見渡せます。4つのスポットを巡ると、火山活動が生み出した地形と、その上に広がる現在の景色を楽しめます。
大室山と小室山はリフトの運行、小室山と一碧湖は花や紅葉、城ヶ崎海岸は風や波の影響を受けます。営業状況と天候を確認し、4か所すべてを一日に詰め込まないことが大切です。
伊豆高原で見たい絶景スポット4選
1.大室山|噴火口を一周する360度の眺望
標高580mの大室山は、伊豆高原を代表する景観の一つです。山頂には最大直径300m、周囲約1,000mの噴火口跡があり、その縁を歩く「お鉢めぐり」を楽しめます。
一周の所要時間は約20~30分です。公式サイトでは、山頂から富士山、南アルプス、伊豆諸島、房総半島方面まで見渡せると案内しています。遠景は天候次第ですが、遮るものの少ない山頂から周囲を見渡すこと自体が大室山の魅力です。
大室山は山全体が国指定天然記念物で、徒歩での登山は禁止されています。山頂へは登山リフトを利用してください。調査時点の往復料金は大人1,000円、小学生500円。営業時間は3~9月が9時~17時、10~2月が9時~16時です。
荒天や強風時は運休し、6月と12月には長期整備休業があります。訪問当日は公式サイトで運行状況を確認しましょう。
2.城ヶ崎海岸|溶岩がつくった断崖と門脇つり橋
城ヶ崎海岸は、約4,000年前の大室山噴火で流れ出した溶岩によって形成されました。山頂で見た火山の地形が海岸までつながっていることを感じられる場所です。
海岸には全長約9kmのピクニカルコースと自然研究路がありますが、1泊2日の旅では門脇つり橋と門脇埼灯台周辺に絞ると無理がありません。門脇つり橋は全長48m、高さ約23m。海岸の断崖と海を間近に望めます。
車の場合は伊東市門脇駐車場を利用できます。調査時点では乗用車123台分があり、15分まで無料、以降は1日500円です。駐車場の臨時閉鎖が告知されることもあるため、訪問日ごとに確認してください。
海沿いでは強風、雨、波、滑りやすい足元に注意が必要です。荒天時は無理に海岸へ近づかず、散策を短縮または中止してください。
3.一碧湖|木々と空を映す火口湖
一碧湖は、約10万年前の噴火によってできた火口湖です。湖面には周囲の山や緑、空が映り、山頂や断崖とは異なる水辺の景観を楽しめます。
秋には湖畔の木々が色づき、紅葉が主な見どころになります。春から夏は緑に包まれた湖畔を歩く季節です。湖面の映り込みは風や天候で変わるため、その日の景色に合わせて散策しましょう。
2026年8月28日の確認時点では、大池北西岸の紅葉広場から大池小学校下までが通行規制中です。迂回路がないため、湖畔を一周できません。規制区間へ入らず、通行できる範囲で散策してください。公開・訪問前に最新状況の確認が必要です。
観光協会は近隣のコインパーキングを案内していますが、台数と料金は今回の一次情報では確認できませんでした。現地の案内に従って利用してください。
4.小室山公園・リッジウォーク“MISORA”|海と空を望む標高321mの高台
小室山は標高321m。山頂へは片道約5分の観光リフトで上がれます。山頂の小室山リッジウォーク“MISORA”では、相模灘、伊豆諸島、天城連山などを見渡す景観が案内されています。
山麓の小室山公園には、40種類・約10万本のつつじが植えられています。例年4月下旬を中心に花期を迎えますが、開花状況や観賞会の日程、交通規制は年によって変わります。
調査時点のリフト営業時間は9時30分~16時、最終乗車15時30分。往復料金は大人1,000円、小学生100円です。荒天時には予告なく運休する場合があります。
車は無料の小室山公園大駐車場を利用できます。つつじ期には交通規制や臨時駐車場の有料化があるため、花を目的に訪れる場合は公式案内を確認してください。
時間帯で変わる伊豆高原の絶景
午前|運行状況を確認して大室山へ
宿泊翌日は、大室山登山リフトの運行開始に合わせて訪れる行程が組みやすくなります。お鉢めぐりには20~30分かかるため、リフト待ちや撮影を含めて60~90分程度を見込みます。
富士山などの遠景は天候に左右されます。朝であっても必ず見えるわけではないため、運行状況と山頂の天候を確認して向かいましょう。
日中|小室山と城ヶ崎海岸の広い眺め
小室山は、リフト最終乗車に余裕を持てる昼前後から午後早めが候補です。城ヶ崎海岸は足元を確認しやすい明るい時間に歩きます。
観光協会は城ヶ崎海岸を日の出スポットとしても紹介していますが、暗い時間の岩場や遊歩道を含むため、この記事の基本コースでは日中の散策とします。
午後|一碧湖で湖畔の景色を眺める
一碧湖は小室山から宿へ向かう途中の立ち寄り先として組み込みます。通行可能な範囲で30~60分程度を取り、湖面と周囲の木々を眺めます。
日暮れが早い季節は、遊歩道の規制と足元を考慮して早めに切り上げてください。
伊豆高原のベストシーズンは?四季の見どころ
- 春:大室山の若葉と小室山公園のつつじ。つつじの開花と交通規制は公式情報を確認します。
- 夏:山の深緑と海岸の花。山頂・海岸・湖畔では暑さと日差しへの対策が必要です。
- 秋:大室山のススキと一碧湖の紅葉。湖畔は通行可能な範囲で楽しみます。
- 冬:大室山の黄金色から山焼き後の黒い山肌。山頂と海岸では風に備えます。
花を中心に巡るなら春、草山と湖畔の色づきを組み合わせるなら秋が候補です。夏は緑と海が主役になりますが、暑さと台風への備えが欠かせません。
冬は山頂から遠景を望める日もありますが、富士山や伊豆諸島が必ず見えるとは限りません。大室山の山焼きも天候や残雪で延期される場合があるため、開催情報を確認してください。
伊豆高原の絶景を巡る1泊2日モデルコース
東京方面から車で訪れる想定です。小室山と一碧湖を1日目、大室山と城ヶ崎海岸を2日目に分け、リフト施設を一日に詰め込まない行程にします。
1日目|小室山と一碧湖を巡る
- 9:00:東京方面を出発
- 11:30~12:00:伊東・川奈方面で昼食
- 12:30:小室山公園・リッジウォーク“MISORA”
- 14:15:一碧湖の通行可能な湖畔を散策
- 15:30~16:00:お宿うち山へチェックイン
- 夕方~夜:客室で温泉を楽しみ宿泊
2日目|大室山から城ヶ崎海岸へ
- 8:30:朝食後、チェックアウトの準備
- 9:15~9:30ごろ:宿を出発
- 9:30~10:45:大室山リフトとお鉢めぐり
- 11:30~13:00:城ヶ崎海岸・門脇つり橋周辺を散策
- 13:00以降:昼食後、東京方面へ
大室山リフトが運休した場合は、城ヶ崎海岸の天候と遊歩道の状態を確認し、安全に歩ける場合のみ滞在時間を延ばします。小室山リフトが運休した日は、花期なら山麓のつつじ園、一碧湖なら通行可能な湖畔へ予定を振り替えられます。
強風や大雨では、山頂と海岸の両方が不向きになることがあります。4か所すべてを巡ることより、安全に楽しめる場所を選ぶことを優先してください。
東京方面から伊豆高原へのアクセス
車で向かう場合
城ヶ崎海岸の公式案内では、東京方面の東名高速厚木ICから約2時間が目安です。実際の所要時間は出発地、週末や行楽期の渋滞、海岸沿いの道路状況によって変わります。
4つのスポットは伊東市内に分散し、リフトの運行時刻や駐車場も考慮する必要があります。今回の1泊2日コースは、車での移動を基本としています。
電車で向かう場合
お宿うち山の公式サイトでは、東京から特急「踊り子」で伊豆高原駅まで約2時間10分、駅からタクシーで約8~10分と案内しています。宿の送迎はありません。
大室山と小室山には路線バスでも行けますが、4か所を巡る場合は乗り継ぎと運行時刻の確認が必要です。公共交通で同じコースをたどる場合は、立ち寄り先を減らすことも検討してください。
現地での移動方法|1泊2日なら車が基本
大室山、小室山、城ヶ崎海岸には駐車場があります。一碧湖は近隣のコインパーキングが案内されていますが、台数と料金は現地で確認が必要です。
小室山、大室山、城ヶ崎海岸、一碧湖の順に行き来すると移動が増えます。東京方面から入る1日目は小室山から一碧湖へ、2日目は大室山から城ヶ崎海岸へ進むと、同じ方面を何度も往復せずに済みます。
花の時期や連休は、交通規制、駐車場の運用変更、道路混雑が起こる場合があります。リフトの最終時刻に余裕を持って移動しましょう。
旅行前に知っておきたい注意点
- リフト:大室山・小室山とも、強風や荒天で運休する場合があります。当日の公式情報を確認してください。
- 海岸:城ヶ崎海岸では強風、波、雨、滑りやすい足元に注意し、荒天時は近づかないでください。
- 湖畔:一碧湖は遊歩道の一部が通行止めで、一周できません。規制区間へ立ち入らないでください。
- 季節:夏は暑さと日差し、冬は山頂・海岸の風、降雪や凍結の情報を確認します。
- イベント:つつじ期や大室山山焼きの日は、交通規制、駐車場変更、延期情報を確認してください。
伊豆高原の絶景をゆっくり巡るなら宿泊するメリットがある
大室山と小室山にはリフトの運行時間があり、城ヶ崎海岸と一碧湖では明るい時間に足元を確認しながら歩く必要があります。4か所を日帰りで急いで回るより、2日に分けるほうが各スポットに時間を取りやすくなります。
大室山麓に泊まれば、1日目は小室山と一碧湖を巡り、2日目は大室山の運行開始に合わせて行動できます。その後に城ヶ崎海岸へ向かうことで、山と海岸のつながりも順を追って楽しめます。
絶景巡りの拠点に「お宿うち山」
お宿うち山は、大室山麓にある全6室の宿です。客室はすべて二階建ての離れで、全室に露天風呂を備えています。
公式サイトでは、2階の露天風呂から海の景色を望めると案内しています。小室山や一碧湖を巡った後も、客室で温泉と景色を楽しめることが、今回の絶景旅との接点です。
伊豆高原駅からは車・タクシーで約8~10分。無料駐車場は6台以上ありますが、送迎は行っていません。公式FAQ上の通常チェックインは15時~18時30分、チェックアウトは11時です。予約経路やプランによって条件が異なる場合があるため、予約時に確認してください。
お宿うち山はこんな人におすすめ
- 大室山の運行開始に合わせて2日目を始めたい人
- 伊豆高原の山・海岸・湖を2日間に分けて巡りたい人
- 絶景巡りの後も客室露天風呂から景色を眺めたい人
- 全6室の離れで温泉を楽しみたい人
お宿うち山 伊豆高原 全室露天風呂付き隠れ宿
大室山麓に位置し、伊豆高原の4つの景観を2日間に分けて巡る旅の中間拠点にしやすい宿です。1日目の観光後は全室に備わる露天風呂で過ごし、翌朝は大室山へ向かえます。
まとめ|伊豆高原の山・海岸・湖を1泊2日で巡ろう
伊豆高原では、大室山の噴火口、城ヶ崎海岸の断崖、一碧湖の水辺、小室山からの眺望と、異なる地形がつくる景色を巡れます。
リフトの運行、遊歩道の規制、海岸の天候を確認し、無理のない場所を選ぶことが大切です。1泊2日に分けて、火山が生んだ伊豆高原の風景をゆっくりたどってみてください。