【旅ログ】十勝岳(北海道)|愛犬とのお出かけで偶然たどり着いた望岳台

訪問先:十勝岳・望岳台(北海道)
訪問時期:先日

愛犬を遊水公園で遊ばせた帰り、少し足を延ばしたら、思いがけず十勝岳の望岳台にたどり着いた。登山の準備をしていたわけではなかったけれど、入口付近で撮った写真には、山肌や雲、足元の花が残っている。

現在の十勝岳について(2026年9月21日時点)

この記事は、以前に望岳台を訪れた際の記録です。

十勝岳は2026年9月12日9:30、噴火警戒レベル2からレベル3(入山規制)に引き上げられ、9月21日時点でも継続しています。火口から概ね3kmの範囲では大きな噴石への警戒が必要で、周辺の道路・登山道・施設にも規制があります。

訪問を検討する場合は、気象庁の十勝岳の火山活動情報、美瑛町の十勝岳情報、道路管理者などの最新情報を必ず確認し、現地の規制に従ってください。

訪問先:十勝岳・望岳台(北海道)
訪問時期:以前

前を走る車について行ったら、望岳台だった

その日は、愛犬を少し離れた遊水公園へ車で連れていき、遊ばせた帰りだった。少し足を延ばしてみると、前を走る車がたくさん同じ方向へ入っていく。何かあるのだろうかと思ってついていったら、そこは十勝岳の入口、望岳台だった。

愛犬と主人はどんどん歩いていったけれど、私はそんな準備をしていなかったので、入口付近を中心に写真を撮ることにした。

駐車場のすぐ先にあった「望岳台」の石碑


車を停めてまず目に入ったのが、この立派な石碑だった。石をピラミッド状に積み上げた台座に、大きな石へ白く「望岳台」の文字が刻まれていて、思っていたよりもしっかりと整備された登山口という印象を受けた。晴れた青空と緑の山肌によく映えていた。

駐車場から見えた十勝岳


車を降りてすぐの駐車場からでも、十勝岳の姿はよく見えた。山頂付近には雲が流れていて、隠れたり見えたりを繰り返していた。駐車場には多くの車が並んでいた。

少し歩くと変わっていった景色


入口から少し先へ進むと、案内板の前で身支度をする人たちの姿があった。私はそこで足を止めた。山の中腹では、雲が山肌を覆っていた。


少し開けた場所には木の案内看板が立っていて、その奥に山頂がすっと顔を出していた。手前の地面は火山礫だらけで、木もほとんど生えていない。歩いてきた道のりとはまったく違う、荒々しい景色に変わっていくのがわかった。

足元に咲いていた青紫の花


少し進んだところで、足元に青紫の花が咲いているのに気づいた。荒涼とした岩だらけの地面に、こんな鮮やかな色の花が咲いているとは思っていなかったので、思わずしゃがんで見入ってしまった。

望岳台を少し歩いて感じた、雲の流れの速さ



少しだけ上った場所からでも、眼下に広がる景色は素晴らしかった。何より驚いたのは、雲の流れる速さだった。さっきまで見えていた山頂が、あっという間に雲に隠れて、また少し経つと顔を出す。山の天気の変わりやすさを、目の前で見た気がした。

帰ってから、眺めていた山について調べた

帰宅してから、自分たちが眺めていた山について調べてみた。十勝岳は北海道中央部にある標高2,077mの活火山で、十勝岳連峰の主峰にあたる。大雪山国立公園に含まれ、日本百名山の一つにも選ばれているという。

私たちがたどり着いた望岳台は、十勝岳を望む展望地点で、登山口の一つでもあった。

白金温泉の近くに「十勝岳火山砂防情報センター」、愛称VOLGA(ヴォルガ)という施設があることも、帰宅後に調べて知った。今回は訪れていないけれど、十勝岳の火山防災について知るための施設だそうだ。

今は訪問当時と状況が異なる

以下は2026年9月21日時点の道路・周辺施設の情報です。訪問当時の写真や体験を、現在の通行・利用状況として受け取らないようご注意ください。

道道966号の一部通行止めと吹上温泉地区

道道966号「十勝岳温泉美瑛線」は、上富良野町国有林(十勝岳ゲート)~美瑛町国有林(望岳台ゲート)の区間が、2026年9月12日13:00から通行止めとなっています。解除時期は未定で、吹上温泉地区へは立ち入りできません。

吹上温泉保養センター白銀荘は9月12日から臨時休館中で、再開時期は未定です。白銀荘キャンプ場と吹上露天の湯も閉鎖されています。

最新の案内は、かみふらの十勝岳観光協会の道道966号の通行止め情報と白銀荘の施設情報をご確認ください。

白金温泉地区について

美瑛町は、今回の噴火警戒レベル3は白金地区・居住地区への規制ではなく、白金温泉地区は平常営業と案内しています。今後の火山情報や規制状況については、冒頭の気象庁・美瑛町の最新情報をご確認ください。

偶然の立ち寄りを振り返って

愛犬を遊ばせた帰りにたまたまたどり着いた場所だったけれど、少し歩いただけでも印象に残る時間になった。次々と山を隠す雲、火山礫の地面、足元に咲いていた青紫の花。入口付近で写真を撮っていた私にも、眺めるものがいくつもあった。

当時は、次に来るならきちんと準備をして来たいと思った。帰ってから調べるうちに、紅葉の時期の景色も見てみたいと感じた。そんな気持ちも含めて、あの日の写真と一緒に残しておきたい。