
この記事でわかること
- 紅葉の季節に初めて訪れた貴船神社の旅の記録
- 本宮から奥宮へ向かう道で出会った景色
- 貴船川と紅葉、夕暮れのライトアップ
- 実際に体験した紅葉シーズンの混雑
- 今でも大切にしている「水まもり」への思い
京都の山あいに鎮座する貴船神社。
私が初めて訪れたのは、今から約7年前の紅葉の季節でした。
ずっと一度行ってみたいと思っていた場所でしたが、実際に訪れてみると、紅葉の美しさだけではありませんでした。
流れる水の音。
山の空気。
そして夕暮れになるにつれて灯り始める明かり。
写真を見返していると、今でもそのときの景色を思い出します。
貴船神社の本宮と奥宮に祀られているのは、高龗神(たかおかみのかみ)。
水の供給を司る神様です。
貴船神社は 公式サイト「貴船神社について」 で、万物の命の源である水の神を祀る「水神の総本宮」と紹介されています。
私はもともと水の音を聞いたり、川の流れを眺めたりすることが大好きです。
そんな私にとって、貴船神社は訪れる前から少し特別な場所でした。
少し遅かったかな?と思った貴船の紅葉

こちらは本宮と紅葉を一緒に撮った写真です。
赤や黄色に染まった木々はもちろんきれいだったのですが、よく見ると葉が落ち始めている木もありました。
写真を撮りながら、
「ちょっと来るのが遅かったかな?」
と思ったことを覚えています。
紅葉が一番美しい時期には、ほんの少し間に合わなかったのかもしれません。
それでも、山の緑の中に赤や黄色が混ざった景色は十分に美しく、初めて見る貴船の秋に何度もカメラを向けました。
本宮を参拝したあとは、さらに奥にある奥宮へ向かいます。
貴船神社には本宮・奥宮・結社があり、三社を巡る参拝を「三社詣」といいます。
奥宮は、もともと貴船神社が鎮座していた創建の地。
洪水によって奥宮が流損したため、1055年に現在の場所へ本宮が移されたと伝えられています。
詳しくは 貴船神社公式サイト「参拝のご案内」 で確認できます。
奥宮へ向かう道も、私には大切な時間

奥宮へ向かって歩いている途中、小さな滝を見つけました。
写真をもとに調べてみましたが、この滝の正式な名前までは確認できませんでした。
でも、有名な滝だから写真を撮ったわけではありません。
水が岩肌を伝って流れている。
ただそれだけの景色なのですが、私はこういう場所を見つけると、つい立ち止まってしまいます。


私は水の音を聞くのが大好きです。
流れている水を見るのも好き。
だから旅先でも、川や滝を見つけると、ついつい写真を撮ってしまいます。
あとから写真を整理すると、
「また水の写真を撮っている」
と思うほどです。
貴船では、本宮から奥宮へ向かう道中も川沿いを歩きます。
川の音を聞きながら、ゆっくり奥へ。
観光地だからと、
「次はここ、その次はここ」
と急いで回るのではなく、
水の音を聞きながら歩く。
今振り返ると、その時間そのものが、とても贅沢だったように思います。
奥へ進むほど秋の山の中へ


奥宮へ向かう道にも紅葉が続いていました。
赤や黄色に染まった山。
でも、こちらもよく見ると、すでに葉が落ち始めています。
やっぱり、
「少し来るのが遅かったかな」
と思いました。
ただ、私は真っ赤に染まった紅葉だけが秋の景色ではないと思っています。
赤、橙、黄色。
そして、まだ残っている緑。
葉を落とした枝も混ざっています。
秋の真ん中というより、少しずつ冬へ向かい始めている景色。
そんな季節の移り変わりを感じながら歩いたことも、今となっては良い思い出です。
夕暮れになると貴船の景色が一変

ゆっくり歩いていたこともあり、だんだん時間が遅くなってきました。
すると、昼間とはまったく違う貴船の姿が見えてきました。
紅葉がライトアップされ、辺りが暗くなるほど、赤や黄色の葉が鮮やかに浮かび上がります。
「昼間の紅葉もいいけれど、夜はこんな雰囲気になるんだ」
と驚きました。

「奥宮」と書かれた案内が見える場所では、火も焚かれていました。
暗くなった山の中で揺れる炎。
朱色の建物。
その向こうに広がる森。
こういう景色に出会えるとは思っていなかったので、とても特別感がありました。
昼とは違う貴船の空気に包まれたような、不思議な時間でした。
これはちょっと、うまく撮れたかな

ライトに照らされた紅葉。
この写真は、自分でも
「ちょっと良い感じに撮れたかな」
と思っている一枚です。
暗い森を背景にすると、赤や橙の葉が昼間よりも鮮やかに見えました。
でも、この日の写真の中で一番好きなのは、たぶんこちらです。

川と紅葉。
それだけの景色なのですが、このとき私が貴船で感じていたものが、一枚の写真の中に全部入っているような気がします。
ライトアップされた紅葉の暖かな色。
少し青みを帯びた川。
段差を流れ落ちる水。
そして、その奥まで続いていく山。
今見返しても、
「これはベストかな!」
と思います。
ここは私の言葉より写真を

川の中に並ぶ灯り。
そして、その光が水面にゆらゆらと映っています。

こちらは、ライトに照らされた夜の紅葉。
赤や橙の葉が暗闇の中に浮かび上がっていました。
この辺りの景色については、あまり説明を書かなくてもいいような気がしています。
私の言葉より、写真を見てもらいたい。
そんなふうに思える景色でした。
美しかったけれど、とにかく人もすごかった!

最後の写真は、あえて少しぼかして撮った一枚です。
それでも、人の多さは伝わるでしょうか。
紅葉シーズンということもあり、とにかくすごい人でした。
神社だけではありません。
貴船へ向かう電車も、駅から乗ったバスも大混雑。
初めて訪れた貴船神社は、
「すごくきれいだった!」
という思いと同時に、
「人もすごかった……💦」
という記憶が残っています。
その後、春にもう一度訪れました
実はこの紅葉のときの参拝が、私にとって初めての貴船神社でした。
そしてその後、もう一度、春にも訪れています。
今度は平日。
バスを乗り継いで向かいました。
紅葉の季節とはまるで違って、人は少なく、とても静かでした。
そして、そのときはほとんど写真を撮っていません。
写真に残すよりも、
その場所の空気を感じていたい。
そんな気持ちになったからです。
川の音を聞きながら、静かな貴船を歩く。
紅葉の季節とは違う貴船をゆっくり堪能することができました。
そして改めて感じました。
やはり、水の神様の領域は神聖でした。
観光地として美しい場所というだけではない。
私にとって貴船神社は、そう思わせてくれる場所です。
今でも大切にしている「水まもり」

そして最後に、この旅で持ち帰ったものをご紹介します。
貴船神社で授与していただいた「水まもり」です。
初めて訪れた貴船神社で購入したものなので、私にとっては感慨もひとしお。
今でも大切に持っています。
現在も貴船神社では「水まもり」が授与されています。
水の恵みをもたらす貴船大神への感謝とともに、生命の源である水に結びついたお守りとして紹介されています。
でも、私がこのお守りを今でも大切にしている理由は、それだけではありません。
特に心に残っているのが、裏に記されている水についての言葉です。
水は、私たち人間だけでなく、すべての生き物が生きるためになくてはならないもの。
穏やかに流れる川を見ていると、とても優しいものに感じます。
けれど、水には大きな力もあります。
恵みを与えてくれる一方で、ときには人間の力ではどうすることもできないほどの力を見せることもあります。
だからこそ私は、水を大切にすると同時に、畏怖と敬意を忘れてはいけない。
そんなことを、このお守りを見るたびに思い出します。
貴船神社の 公式サイト でも、高龗神は、命をつなぐために欠かすことのできない水の供給を司る「水源の神」と説明されています。
約7年前の紅葉の旅。
美しかった紅葉も。
川の音も。
幻想的な灯りも。
そして、あのすごい人混みも(笑)。
今ではすべて、良い思い出です。
写真を見返していると、
もう一度、今度は静かな季節の貴船をゆっくり歩きたい。
そんな気持ちになりました。
これから貴船神社を訪れる方へ
※以下は2026年9月6日に貴船神社公式サイトで確認した情報です。
貴船神社へのアクセス
- 最寄り駅:叡山電車「貴船口」駅
- 貴船口駅から京都バスへ乗り換え
- 京都バス33系統「貴船」下車
- 「貴船」バス停から貴船神社まで徒歩約5分
- 貴船口駅から徒歩の場合:約2km・約30分
私が紅葉の時期に訪れたときは、電車もバスもかなり混雑していました。
現在も貴船神社では、駐車場の台数に限りがあるため、公共交通機関での参拝をすすめています。
最新の交通情報や駐車場については、 貴船神社公式サイト「交通・アクセス」 をご確認ください。
参拝時間
- 5月1日~11月30日:本宮 6:00~20:00
- 12月1日~4月30日:本宮 6:00~18:00
- 授与所受付:9:00~17:00
- 年中無休
- 参拝無料
ライトアップなどが行われる期間は、授与所の受付時間などが延長される場合があります。
参拝時間の最新情報は、 貴船神社公式サイト「参拝のご案内」 をご確認ください。
紅葉シーズンは混雑に注意
私が訪れたときも、電車・バスともにかなり混雑していました。
特に紅葉の季節は、時間に余裕を持って出かけることをおすすめします。
交通規制などが実施されることもあるため、訪問前には必ず最新の公式情報をご確認ください。
貴船神社 基本情報
- 名称:貴布禰総本宮 貴船神社
- 住所:〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
- 参拝料:無料
- 最寄り駅:叡山電車「貴船口」駅
- 最寄りバス停:京都バス33系統「貴船」
参考・確認情報
情報確認日:2026年9月6日